胃カメラ

胃カメラは1940年代に東京大学病院とオリンパス社で共同開発を始め、当時は検査に伴う苦痛が多かったが、改善・改良を経て全世界に普及した検査となりました。

当院のオーダーメイド胃カメラのフローチャート

フローチャート

苦しい・苦しくない胃内視鏡検査の違い

苦しい胃カメラと苦しくない胃カメラの違いとは「胃カメラはつらい」そういうイメージを持っている方もまだかなりいらっしゃると思います。
実際にやり方によって胃内視鏡検査は、強い嘔吐感が続いてとても苦しく、つらい検査になってしまうことがあります。
ただし、現在はこうしたつらさを大きく軽減できる手法が確立されており、驚くほど楽に受けられる検査が可能になっています。
胃内視鏡検査で強い嘔吐感が起こるのは、舌の根本にある咽頭部分に内視鏡スコープが触れて起こる嘔吐反射が原因になっています。
歯ブラシで奥まで磨こうとした時、あるいは風邪などで喉の奥をみてもらう時に「オエッ」と強くえずいでしまうことがありますが、これが嘔吐反射です。
嘔吐反射は異物を飲み込まないように人体に備わった防御反応ですから、感じる強さに個人差はありますが舌の根本に触れれば必ず起こるものなのです。
また、検査中に唾液を飲み込んでしまうと気管に入ってむせ、より強い嘔吐反射につながることもあります。
当院では、丁寧な内視鏡スコープ操作で嘔吐反射を抑え、そして唾液を内視鏡スコープで吸引して飲み込まないようにすることで、苦しさを最小限までに抑えた胃内視鏡検査を実践しています。さらに、当院では、無痛麻酔内視鏡も提供しており、寝ているうちに検査を終了することも可能となっております。

苦しくない検査で安全性を高めています

嘔吐反射を起こさないようにすることは、安全性を高めることにもつながります。稀にしか起こりませんが、嘔吐反射や過度の緊張によってスコープが粘膜を傷付ける穿孔や出血を起こすリスクがあります。こうしたリスクを軽減するためにも、苦しくない検査は重要です。

 

楽に受けていただくための心得

楽に受けていただくために検査を受けていただく患者様が心がけることで、より楽な検査が可能になるコツがいくつかあります。検査前にゆっくり、深く呼吸を繰り返すこと、身体の力を抜くこと、そして舌を下顎にぴったり付けて唾液を飲み込まないようにすることで、より負担の少ない検査が可能になります。

当院で行っている胃内視鏡検査の特徴

世界トップレベルの内視鏡検査を提供

大腸内視鏡検査当院の院長は米国ハーバード大学医学校や英国ニューキャッスル大学医学校でも医学を学び、東京大学医学部附属病院、国立がん研究センター、東葛辻仲病院などで内視鏡専門医指導医として研鑽を重ねてきています。国内外での内視鏡検査や治療の指導経験も多く、現在でも休診日である木曜日と金曜日は、研修指定病院にて内視鏡検査や治療を指導し、海外学会でも定期的に内視鏡のハンズオン指導をしています。
「スーパードクター」のテレビ番組でも取り上げられ、患者個人個人の病態や要望に合わせたオーダーメイド内視鏡検査を行っています。
また、当院では院長以外にも多数の内視鏡専門医や指導医が在籍しており、「苦痛がない」「高い病変発見率」「正確な鑑別診断」「合併症や再発のない治療」が全て満たす世界トップレベルの内視鏡検査を提供しています。

 

無痛麻酔内視鏡検査

【こんな方にお勧め】
  • 楽に検査したい方
  • 寝ているうちに検査終了したい方
  • 喉の観察も希望される方
  • 最高精度の内視鏡検査を楽に検査したい方(NBI拡大内視鏡との組み合わせになります)

【お勧めできない方】
  • 妊娠中の方
  • 授乳中でかつ断乳できない方
  • 重篤な呼吸器疾患のある方

安全で軽い鎮静剤や鎮痛剤を使用することで、眠っているような状態で検査を受けていただくことも可能です。この場合、気付いたら検査が終わっていたと感じる方がほとんどです。
ただし、鎮静剤や鎮痛剤には、麻酔による呼吸抑制などの危険が伴うため、年齢や体格、既往症などを十分考慮した上で必要最少量の麻酔から使用し、より安全な個人個人に合わせたオーダーメイド方式で行っています。
検査中は、経験豊かで高い技術を持った医師により、常に血中酸素飽和度や脈拍のモニタリングによる全身管理がしっかり行われております。必要な際にはいつでも酸素を投与できる体制も取っているため、安心して受けていただけます。検査後には専用のリカバリールームで1時間ほど休んでいただきます。
当院では複数の鎮静剤を用意しており、麻酔後の病院滞在時間を極力短くしたい方には、短時間作用型の鎮静剤を主に使用し、リカバリー時間を通常の半分以下に(個人差があります)に短縮することも可能です。 麻酔を使った検査の場合、検査後は車、バイク、自転車などの運転を控えていただいております。

精度の高いNBI拡大内視鏡検査

【こんな方にお勧め】
  • 最高精度の内視鏡検査を検査したい方(無痛麻酔内視鏡検査との組み合わせになります)
  • 喉の観察も希望される方(無痛麻酔内視鏡検査との組み合わせになります)

【お勧めできない方】
  • 鎮静剤使用を希望されない方
  • 妊娠中の方
  • 授乳中でかつ断乳できない方
  • 通常光通常光
  • NBI観察NBI観察
  • NBIと拡大内視鏡NBIと拡大内視鏡

狭帯域光観察(NBI:Narrow Band Imaging)は、粘膜構造や血管走行をより明瞭にし、高精度のリアルタイム診断を可能にした新しい内視鏡技術です。また、病変の特徴を色調として捉えることができるので、微小がん病巣の早期発見も可能となります。
そして、拡大内視鏡を使用することにより、約80-100倍の拡大画像が得られるため、胃や腸のポリープの表面をより詳しく観察でき、そのポリープががん化するリスクについても正確かつ効率よく評価ができるようになります。
さらに、NBIと拡大内視鏡を組み合わせたNBI拡大観察することで、内視鏡診断能を最大限に高めることができます。これにより微小がん病巣を小さいうちに発見する(存在診断)だけでなく、リアルタイムで悪性度診断(質的診断)、そして病変の広がり(範囲診断)や腫瘍の深さ(深達度診断)も行うことができます。これまでの通常観察では難しいとされてきた平坦型病変の発見では特に有効です。病理組織検査も最小限に減らすことができます。
当院では経口内視鏡として、最先端の医療設備であるハイビジョンかつNBI拡大内視鏡を日常診療に導入しており、詳細で正確な高精度内視鏡検査を希望される方にも対応しています。なお、従来のNBI拡大内視鏡では、苦痛が強いとされていますが、当院では無痛麻酔内視鏡と組み合わせることで、苦しいことなく、高精度のNBI拡大内視鏡検査を提供しています。希望者に対しては、ハイレベルな内視鏡技術を要する咽頭内視鏡検査を同時に行うこともできます。

鼻から挿入する苦痛の少ない経鼻内視鏡検査

【こんな方にお勧め】
  • リアルタイムで画像をご覧になりたい方
  • 鎮静剤なしで検査したい方
  • 妊娠中(初期)の方
  • 授乳中でかつ断乳できない方
【お勧めできない方】
  • 鼻血が出やすい方
  • 血が止まりにくいお薬(抗血栓薬)を内服中の方
  • 鼻の手術を受けた方
  • 鼻が狭い方
  • アレルギー性鼻炎のある方
  • 高精度の内視鏡検査を受けたい方
鼻から挿入する苦痛のない経鼻検査

胃内視鏡検査で使用する機器は近年、大きく進化を遂げています。極細のスコープが登場したことで、口からではなく鼻から挿入する経鼻検査が可能になっています。経鼻検査は強い嘔吐反射を起こす舌の根本部分に触れることが少なく、経口内視鏡よりも楽に受けることができます。感じ方には個人差がありますが、麻酔しない検査の場合は、口からの検査と鼻からの検査の両方を受けた方のほとんどが次回の検査に経鼻検査を選んでいます。
スコープが細い分、画質が少し劣りますが、早期の病変発見に十分な機能を持っています。内視鏡検査は定期的に受けることが重要ですから、麻酔なしの状態で楽な検査を適切な頻度で受けていただく場合には経鼻内視鏡検査はお勧めです。

 

 

わかりやすく丁寧なご説明

女性における大腸肛門疾患について検査後には、検査を担当した医師が丁寧な説明を行っています。検査画像をご覧いただきながら、わかりやすくご説明していますので、気になることがありましたらなんでもご質問いただけます。また画像を含めた検査結果をレポートとしてまとめてお渡ししています。組織を採取した場合、病理検査の結果は後日お伝えすることになりますが、早期治療を要する病気があれば、検査当日に連携病院に素早く紹介することも可能です。

ピロリ菌感染検査とその後の除菌治療も可能です

ピロリ菌とはピロリ菌感染は胃がんや胃・十二指腸潰瘍のリスクを上昇させ、慢性胃炎、胃過形成ポリープ、MALTリンパ腫、特発性血小板減少性紫斑病、機能性胃腸症などのさまざまな疾患にも関連しております。最近ではピロリ菌感染があっても除菌治療に成功することで胃潰瘍・十二指腸潰瘍の発症や再発を防ぐだけでなく、胃がん発生の予防効果があることもわかってきています。当院では内視鏡検査時のピロリ菌感染検査、そしてその後の除菌治療を行っております。

 

こんな症状の際に胃内視鏡検査(胃カメラ)をお勧めします

  • 胃バリウム検診で「要精査」と判定された方
  • ピロリ検診で「陽性」と判定された方
  • 50歳以上の方
  • 喉の症状(喉違和感・つかえ感・嚥下困難・嗄声・呑酸・)がある
  • 胸の症状(胸やけ・胸部違和感・胸部つかえ感・ゲップが多い)がある
  • 胃の症状(胃もたれ・心窩部不快感・胃痛・上腹部痛・腹部膨満感)がある
  • 血便が出る。便が黒っぽい
  • 貧血を指摘されている
  • 理由なく体重が急に減っている

胃カメラでわかる病気

胃内視鏡検査は、食道、胃、十二指腸の粘膜を直接観察できるため、幅広い上部消化器疾患の診断に有効です。

胃内視鏡検査が有効な消化器疾患

食道癌、胃癌、十二指腸癌、逆流性食道炎、食道静脈瘤、胃潰瘍、急性胃炎、慢性胃炎、胃ポリープ、十二指腸潰瘍、十二指腸ポリープなどがあります。なお、当院ではハイレベルな内視鏡技術を要する咽頭内視鏡検査を同時に行うこともできるため、中咽頭癌、下咽頭癌などの早期発見も可能です(希望者のみ)。

料金表

内容 1割負担 3割負担
初診(感染症採血含む) 約1,000円前後 約3,500円前後
胃内視鏡(胃カメラ)検査のみ 約2,000円前後 約5,000円前後
胃内視鏡検査+ピロリ菌検査 約2,500円前後 約7,000円前後
胃内視鏡検査+組織検査 約3,000~5,5000円前後 約9,000〜16,000円前後
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TEL:03-3447-6337 求人募集
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