アニサキス

アニサキスが疑われる場合はすぐに病院へ

アニサキスが疑われる方へ、当院では胃カメラにて治療可能です。
※事前にご連絡をお願いします。
※当日胃カメラ検査をご希望の方は、検査前5時間食事をとっていない方に限られます。

このような症状はアニサキスかもしれません
  • みぞおちのあたりに強い痛みを感じる
  • 嘔吐
  • 強い吐き気
  • お腹に張りがある
  • おなら・便が出づらい

お刺身などの生魚や火の通りが十分でない魚介類を食べてから数時間後にこのような症状が現れた場合、アニサキスが疑われます。
アニサキスは寄生虫です。痛みの症状が強く、まれに重症化する場合もあるので注意が必要です。アニサキスは、内視鏡で除去すればすぐに辛い症状は治まります。上記の症状に当てはまる場合は、できるだけ早めに受診しましょう。

アニサキスについて

アニサキスは、魚介類(主にサバ・サケ・サンマなど)の内臓や筋肉に寄生する幼虫です。宿主が死んで鮮度が落ちると、ほとんどのアニサキスは筋肉に移動します。全長は2~3㎝、幅0.5~1㎝で肉眼で見えるサイズですが、半透明なので気が付かずに食べてしまうこともあります。アニサキスを生きたまま口にすると、体内で数日から1週間生き続けることができます。
刺身や寿司などの生食での感染が多く、火が通っていない魚介類を食べて感染する場合もあります。

 

アニサキスによる疾患

  • 胃アニサキス症
    胃カメラ検査で胃の中にアニサキスを見つけたら、内視鏡の先端から鉗子を出して検査と同時に除去することができます。除去すれば、症状はすぐに収まります。
    熟練した内視鏡専門医・指導医による苦痛を抑えて楽に受けられる胃カメラ検査をおこなっています。検査と治療は10分程度で終了します。
  • アニサキスアレルギー
    アニサキスに対してアレルギーをお持ちの場合、アニサキスを除去してしっかり火を通した魚介類であってもアレルギー症状を起こす場合があります。
    蕁麻疹などの軽いアレルギー症状の場合は、抗ヒスタミン薬・抗アレルギー薬などを用います。重症の場合は、ステロイドの処方をおこないます。アナフィラキシーショックが現れる場合もあるので、症状が出た場合はすぐに医療機関を受診しましょう。
  • 腸アニサキス症(※非常に稀なケースです)
    アニサキスが生きたまま腸まで移動した場合、内視鏡による検査や除去ができません。薬物療法で症状を緩和しながら数日から1週間でアニサキスが死滅するのを待ちます。
  • 消化管外アニサキス症(※非常に稀なケースです)
    アニサキスが胃壁を破って消化管の外に出てしまう状態です。消化管外アニサキスは、発症した場所によって治療法が異なります。魚介類を食べた後に我慢できないほどの強い腹痛があった場合、早めに医療機関を受診してください。

アニサキスの検査方法

内視鏡検査

無痛検査によるメリット刺身や寿司などの生食や火の通りが不十分な魚介類を食べて強い腹痛や吐き気がある場合、まずは胃カメラ検査を行います。
検査で見つけたアニサキスは、その場で除去することで治療まで完了します。
まれに腸アニサキス症を発症していることもあるので、その場合は大腸カメラ検査をおこないます。
当院は、最新の内視鏡システムを導入し、熟練の内視鏡専門医・指導医が苦痛を抑えて楽に受けられる胃カメラ・大腸カメラ検査を行っております。

 

 

アニサキスの予防

わかりやすく丁寧なご説明確実にアニサキスを予防するには、アニサキスが寄生している魚介類を火を通さずに口にしないことです。特に新鮮な魚介類の内臓は、アニサキスが寄生していることが多いので食べないようにしましょう。
ご自身で調理される場合は、内臓を丁寧に処理して身の部分にアニサキスが寄生していないかしっかり確認しましょう。お刺身は、身をなるべく薄く切ったりブラックライトを当てるとアニサキスが見つかりやすいです。
アニサキスは、加熱や冷凍で死滅するので調理する場合は70℃以上の温度で加熱するか-20℃以下で冷凍すればアニサキスの心配がなく安全に食べることができます。お刺身も一度冷凍してから解凍することで、安全に食べることができます。

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